妊娠３３週。尿路結石にて脂汗！

いやぁ、あんなにイタイ思いをしたのは人生初かもしれん・・・。

タイトルにも書きましたが、結石に苦しめられました。

元々、２年前の人間ドックで左の腎臓に６mm（！）の結石が見つかっていたのですが、特に治療の話などには進展していなくて、「石が降りてこないように水分不足にならないようにね。」なんつって放置していたんです。

が、ここにきてですよ。はい。

いやもう、あれはイキナリ来るんだね！

しかもね、結石のことなんてスッカリ忘れていたから、最初は普通に腰痛だと思ってたからね！恐ろしいよね！

長くなるけど、経緯を聞いてくださいよ。

まずね、おとついの晩ご飯の後、ソファにごろんとなっていたら、なんーーーか左腰上部に違和感を感じ、ベッドへ移動して様子見。

が、どんな姿勢になっても痛い。

生理痛の何倍もの痛さが左腰に集中していて、「う～～～ん」「ん゛～～」と声が漏れる程の痛みへ進化。

ネットで調べると、“妊婦は腰痛になりやすい”とあるし、妊婦特有のものかな～なんて思い、どうにか痛みから気をそらそうとするも、なんっともならない。

ここの時点で旦那さんに異常を訴えました。

患部をさすってもらうとチョット楽になったので、ずーっとさすってもらったのですが、一向に改善とまではいかない・・・。

腰痛だったら温めたら楽になるのかな？と思い、お風呂につかると、びっくりするくらい楽になりました。

ただ、治ったわけでは無く、お風呂から上がったらやっぱり痛い。

そしてマタ、どの姿勢でも痛い・・・と、うなり声を上げながらのたうち回ることに・・・・。

が、まだ腰痛だと思っていたので、なんとか楽な姿勢はないものか・・・なんとか眠ってしまえば明日には楽になっているのでは・・・と、お布団の中で必死に眠りにつこうとしていました。

でも、深夜１時を超えた頃に『これは腰痛では無く、大腸とか内臓のアレでアレしとるんでは？！』と疑いを持つように。

お腹の赤ちゃんは時々動いていたからそんなに不安は感じていなかったのですが、万が一のことがあったら嫌だし、ど深夜だけど、申し訳ないけど、お医者さんに電話することにしました。

で、現状たいそうツラい腰痛にうなされていることを伝え、胎動もぼちぼちあることを伝え、出血やハリの有無を聞かれたのでどちらも無いことを答えると、お医者さんからの返答は「明日の朝一番に受診してね。」でした・・・(´；ω；`)

まぁ、そうだよね・・・と電話をしたことを後悔していると、電話口の看護婦さんが「温めると楽になることが多いですよ。湯たんぽはお持ちですか？持っていないなら、タオルをビニール袋に入れてチンしたら湯たんぽ代わりになりますからね。」とアドバイス頂きました。

確かに、お風呂につかったときには格段に楽になった！と思い出し、旦那さんにお願いしてタオル＋ジップロックの即席湯たんぽを作って貰いました。

それを腰に当てて寝てみると、お風呂の中とまではいかないまでも、すっごく楽になり、時間はかかりましたがなんとか眠りにつくことができました(；´Д`A “`

その後、２時間おきに目が覚めてしまうので、そのたびに即席湯たんぽを温め直してちょっとずつ眠り、患部にカイロを貼って朝一番に受診したところ「可能性としては尿路結石だね。」と診断されました。

妊婦特有の腰痛は、骨盤が出産準備のために広がる事によって引きおこされる物と、出っぱったおなかが重くて腰が沿ってしまう姿勢に寄る物があります。

が、そのどちらも普通は腰全体が痛くなり、左だけ・・・とはならない。

さらに、お医者さんが患部を押したり軽く叩いたりしたときに、「押されるのはなんともないけど叩かれると響く。」と私が答えたことにより、実は叩いたのは腎臓の裏で、結石があると響くんだよ・・と補足されました。

あと、どんな姿勢でも痛いってのも、結石じゃないかと思う理由だそうです。なるほろ。。

が、結石だとしても、私は今妊婦。

レントゲンも撮れないからハッキリしないし、尿路結石の痛みにテキメンに効くという薬も胎児にとっては禁忌とのことで飲めないし、早く石に降りてきって貰うために縄跳びも跳べない。

ひたすら痛みに耐えるだけ。そして水分取るのを心がけるだけ。

なんとも救いの無い診断結果となったのです｡ﾟ(PД｀q｡)ﾟ｡

まぁ、他の可能性も考慮して患部に塗るアンメルツ的な塗り薬を処方していただき、骨盤ベルトの購入をすすめられてすごすご帰宅。

帰宅後、一応塗ってみました。スースーした。

その後はとにかく患部を温めて水分をガブガブ飲んで「う゛～～～ん・・」「ん゛ん゛・・・・」と唸りながら痛みと闘いひたすら昼寝。

で、結局どうなったかというと、受診したその日の夕方、昼寝から目覚めるとなんと！痛みが消えていたのです！！ヽ(=´▽`=)ﾉ

もうね、すーごい不思議。

もんどりうって苦しんでいた痛みが、寝て起きたら無くなってるんですよ。

これは、ホントに尿路結石だった証拠じゃないかと思います。

お医者さんが言うには、私の元々持ってる６mmの結石がそのままではなく、欠片が落ちたんじゃ無いかと言う見立てでした。

（６mmもの石が落ちたら、とても冷静に受診したり、自力で歩いてもいられないとのこと）

小さい欠片だから早くに痛くないところまで落ちてくれたか、落ちきっておしっこと一緒に出て行ってくれたか・・・。

とにかく、丸一日で痛みが引いてくれたのは幸いでした！！

また直ぐに痛みがぶり返したら・・と思うとヒヤヒヤしてるのですが、とにかく今のところは嘘みたいにケロッとしています。

もうね、これだけはハッキリ言えるけど、出産して生活が落ち着いたら、真っ先に私は体外衝撃波粉砕術を受けに行きますね！！

もう、この痛みと闘うのはカンベンですっ！！o(TﾍTo)

妊婦はカルシウムが不足して体内のシュウ酸濃度が高くなり、それが結石化することが結構あるそうです。

カルシウムの取り過ぎもよくは無いみたいですが、シュウ酸がたくさん含まれるほうれん草なんかは、妊婦にとって食べた方が良い食物ですから、コンスタントにカルシウムを摂るクセも付けておいた方がいいですね！

あと、水分！

トイレが近くなるため、ちょっと節制ぎみになりがちですが、そこは割り切ってしっかり水分補給しましょうね～σ(゜-^*)

＝追記＝

その後、どうなったかと言いますと、一週間後くらいに若干軽めの痛みがぶり返し、すぐさま即席湯たんぽを作って対処したら一日も続かず痛みが引きました。

そして、さらにまた一週間後くらいで、なんと石が出てきたのです～☆

おうちでオシッコを出し、流そうと後ろを向いたら便器の中になにやら茶色い小さなツブが・・・。

「え？虫・・・？」とまじまじ見てみると、まごう事なき石！！

茶色と薄茶のマーブルって感じの物体で、ほんとにそこらに落ちている石と同じような感じでした。

気になる大きさは6㎜×３㎜くらい。

倉智先生！全然欠片じゃないよ！CT画像で見た石そのまま落ちてきてたよ！。ﾟ（ﾟ´Д｀ﾟ）ﾟ。

石が出るときにも痛みがあるのが普通らしいのですが、なんか、そういうのは石がイガイガしているらしい。

私のはイガイガしていなかった。だから、出すときには痛みを感じなかったんだろうなぁ・・・。

何はともあれ、これでしばらくはアノ痛みの心配が無いと言うことですね♪

（陣痛の痛みがもうすぐに迫ってるけど＾＾；）

のど元過ぎれば・・・ではないけれども、石が出たことによって気持ちが軽くなり、「でっかい石が尿路塞いで激痛だったのに、あれだけ理性保ってたアタシってスゴイ☆」なーんて自分を称えたりしています(*ﾟωﾟ*)

石を経験したママの中には「陣痛より石のが痛かったよ・・・」て方もいらっしゃるので、来る陣痛も結構理性的に乗り切れそうな気持ちです☆

あぁ、楽天的なワタクシ・・・・(*´ｖ｀*)